ワンオペ育児あるある:笑って泣いて乗り越えた365日

ワンオペ育児を経験している、あるいはこれから経験するかもしれないママやパパへ。誰にも頼れない状況で一人で育児をこなす「ワンオペ育児」。その大変さは経験した人にしか分からないものですよね。夜泣きに対応しながら家事をこなし、自分の時間はほとんどないまま、毎日を必死に乗り切る日々。でも、そんな中にも思わず笑ってしまうような瞬間や、「これ、私だけ?」と思っていたら実は多くの親が経験している出来事があります。

この記事では、私が実際に経験した笑いと涙のワンオペ育児の1年間を赤裸々に綴ります。「トイレに行く暇もない」「シャワーを浴びるのが贅沢に感じる」といった身も蓐のあるあるエピソードから、深夜の授乳中に思わず吹き出してしまった珍事件、そして何より大切な「自分を責めすぎない心の持ち方」まで。孤独と戦いながらも、子どもの成長と共に見つけた小さな喜びや工夫をお伝えします。

現在ワンオペ育児中の方には「私だけじゃなかった!」と共感していただけるはず。これから育児を始める方には心構えとなり、周囲のサポートをしたい方には理解の一助となれば幸いです。さあ、笑って泣いて、時には怒りながらも乗り越えた365日の記録をどうぞご覧ください。

目次

1. 「泣きたいけど笑っちゃう!ワンオペ育児あるある10選と私が見つけた小さな救済法」

ワンオペ育児に奮闘するママやパパにとって、日常は戦場であり笑いの舞台でもあります。思わず「これ、わかる~!」と頷いてしまうあるあるエピソードを10個ご紹介します。同時に、私が実践して少しでも心が楽になった対処法も添えました。

【あるある①】トイレに行くと必ず子どもが泣き始める
静かに遊んでいた子どもも、親がトイレに入った瞬間に泣き出す不思議。トイレのドアを開けっ放しにしながら「ママ(パパ)いるよ~」と声をかけ続ける日々。救済法は「トイレタイムは絵本タイム」。トイレ付近に子ども専用の絵本コーナーを作ると、数分の平和が訪れます。

【あるある②】シャワー中にドアをノックされる恐怖
シャンプーが目に入った瞬間、必ず子どもが呼ぶ法則。救済法はお風呂前に「ママ(パパ)コール練習」。「本当に必要なときだけ呼んでね」とルールを作り、バスルームにタイマーを置いて「この針が○に来たら終わるよ」と視覚的に伝えます。

【あるある③】食事は常に冷めたもの
作りたての熱々料理を目の前にして、子どもが「トイレ!」「こぼした!」と言い出す瞬間。救済法は断熱性の高い食器の活用と、レンジで温め直しやすいメニュー選び。また、子どもが遊べるおもちゃを食卓近くに置いておくと、数分だけでも熱いうちに食べられることも。

【あるある④】買い物カートは玉手箱
スーパーでの買い物中、目を離した隙に子どもがカートに謎の商品を入れている。レジで「これいつ入れたの?」という展開は日常茶飯事。救済法はゲーム感覚で「ママ(パパ)が選んだものだけをカートに入れるミッション」を与えること。買い物リストを絵や写真で作り、子どもに探してもらうのも効果的です。

【あるある⑤】SNSの育児アカウントは深夜に更新
子どもが寝た後の貴重な自分時間。なのに疲れ果てて眠りに落ちる日々。救済法は「完璧を捨てる」こと。10分だけでもスマホを置いて目を閉じる。また、音声入力で日記を残すだけでも、不思議と心が整理されます。

【あるある⑥】部屋は永遠にきれいにならない
片付けても片付けても、振り返るとおもちゃが散乱。救済法は「片付けるエリア」と「自由エリア」を分ける方法。リビングの一角だけは常に片付ける、など範囲を限定すると心理的負担が減ります。

【あるある⑦】「ママ(パパ)、見て見て!」の無限ループ
何をしていても「見て!」と呼ばれ続ける一日。救済法は「特別見て見てタイム」の設定。「今から5分間は何でも見るよ」という時間を作ると、子どもも集中して見せたいものを準備するようになります。

【あるある⑧】電話は必ず妨害される
大事な電話の最中に限って、子どもが最大音量で話しかけてくる。救済法は「電話ごっこセット」の用意。古い携帯電話のおもちゃを渡して「ママ(パパ)と一緒に大事な電話をしよう」と誘うと、意外と静かに遊んでくれることも。

【あるある⑨】夜泣きと早朝起きの板挟み
やっと寝かしつけても夜中に起き、朝も一番に起きて活動開始する子どもたち。救済法は交代制の仮眠。週末だけでも家族や友人に数時間見てもらい、仮眠を取る習慣をつくること。また、早朝用の「静かに遊べるボックス」を用意しておくと、少しだけ横になれる時間が生まれます。

【あるある⑩】「今日何して遊んだの?」と聞かれて答えられない
一日中子どもと過ごしているのに、何をして遊んだか記憶にない日々。救済法は「今日の一枚」写真習慣。特別なことをしなくても、日常の一コマを写真に残すだけで「今日も頑張ったな」と実感できます。

ワンオペ育児は大変ですが、同じ境遇の人が大勢いることを忘れないでください。完璧を目指さず、「今日も無事に過ごせた」ことを小さな勝利と捉える心の余裕が、最大の救済法かもしれません。小さな工夫の積み重ねが、笑顔で過ごせる時間を少しずつ増やしてくれるはずです。

2. 「深夜の授乳中に思わず爆笑!誰にも言えなかったワンオペ育児の衝撃エピソード」

深夜3時、再び泣き声で目を覚ます。「はいはい、ママ来たよ」と言いながら、ほぼ眠りながら授乳態勢に入る日常。ワンオペ育児あるあるの真骨頂、深夜の授乳タイムには笑わずにはいられない瞬間がたくさん詰まっています。

ある日の深夜、赤ちゃんを抱えながら半眠状態で授乳していた私。ふと目が覚めると、なぜか赤ちゃんの代わりに枕を抱きしめて「よく飲めたね〜」と頭をなでていました。我に返った瞬間の「え、赤ちゃんどこ!?」というパニックと、ベッドの端で平和に寝ている赤ちゃんを見つけた安堵感。あまりのシュールさに深夜の寝室で一人爆笑してしまいました。

また別の夜には、授乳中にスマホで動画を見ながら目を開けていようと必死に頑張っていたところ、気づいたらスマホを哺乳瓶代わりに赤ちゃんの口元に持っていこうとしていました。赤ちゃんの「これは違うでしょ」という表情が忘れられません。

さらに衝撃的だったのは、睡眠不足が極限に達した時のこと。授乳中に「この子、英語話せるかな?」と真剣に考え始め、実際に「Can you speak English?」と聞いてしまったのです。生後3ヶ月の赤ちゃんに。そしてしばらく返事を待っていた自分に気づいた時の恥ずかしさといったら…。

寝不足で感情のコントロールが効かなくなる瞬間も。夜泣きが続く中、「もう無理〜!」と泣きながら授乳していたら、突然赤ちゃんがミルクを飲むのをやめて、まるで「大丈夫?」と言わんばかりに私の顔をじっと見つめてきました。その真剣な表情に思わず吹き出し、泣き笑いするという感情のジェットコースターを体験。

深夜の授乳タイムは、ワンオペ育児の大変さの象徴でもありますが、同時に誰にも見られていない自由な時間でもあります。授乳中に赤ちゃんに人生相談をしたり、突然の閃きで仕事のアイデアをメモしたり、時には涙を流したり。こんな体験は、ワンオペ育児だからこそ味わえる特別な瞬間かもしれません。

いつか子どもが大きくなった時、「あなたが赤ちゃんの頃、ママはね…」と笑い話にできる日が来ることを楽しみに、今日も深夜の授乳タイムを乗り切りましょう。そして忘れないでください、あなたは一人じゃありません。全国のワンオペ育児中のパパママたちも、きっと同じような「誰にも言えない衝撃エピソード」を持っているはずです。

3. 「専門家も驚いた!ワンオペ育児ママが編み出した時短テクニック7選と心の持ち方」

ワンオペ育児の毎日は、まさに時間との戦い。育児書には載っていない、実際のママたちが編み出した”生きた知恵”をご紹介します。これらのテクニックは児童心理学者も「シンプルだけど効果的」と太鼓判を押す方法です。

【テクニック1】朝の準備は前日夜に80%完了させる
朝の忙しい時間帯を乗り切るコツは前準備にあります。子どもの服を前日に選んでおく、朝食のテーブルセッティングを済ませておく、バッグの中身をチェックしておくなど。たった10分の夜の準備が、朝の30分の余裕に変わります。

【テクニック2】「3分ルール」の活用
隙間時間を活用する”3分ルール”。子どもが集中して遊んでいる3分間で、洗濯物を1カゴたたむ、食器を5枚洗う、トイレを掃除するなど、小分けにして家事をこなします。完璧を求めず、「少しでも進める」という発想の転換がポイントです。

【テクニック3】子どもを「小さな助手」に育てる
2歳頃から子どもは「お手伝いしたい」という気持ちが芽生えます。これを上手に活用しましょう。靴下合わせ、おもちゃ片付け、テーブル拭きなど、子どもの成長に合わせたタスクを与えることで、自立心を育みながら家事の負担も減らせます。

【テクニック4】バスタイムを効率化する「風呂セット法」
浴室に防水スピーカーを置いて子どもの好きな音楽や童話を流しながら、親は浴室の掃除や翌日の準備をします。子どもが夢中になっている15分間が貴重な時間に変わります。

【テクニック5】「ワンプレート食事法」で調理と後片付けを簡略化
子ども用の仕切り付きプレートに主菜・副菜・炭水化物をセットするスタイル。調理器具が少なく済み、栄養バランスも一目でわかります。冷凍おかずストックと組み合わせれば、毎日の食事準備が劇的に楽になります。

【テクニック6】「15分休憩ルール」を徹底する
子どもが昼寝をしている間や、夜寝た後の15分は「自分だけの時間」と決めて、スマホやSNSをチェックせず、お茶を飲んだり深呼吸したりとシンプルに休息します。この小さな習慣が精神的な疲労回復に驚くほど効果的です。

【テクニック7】「今だけモード」で心の余裕を作る
育児の大変な時期は永遠に続くものではありません。「今は大変だけど、これも過ぎていく一時期」と意識することで、心に余裕が生まれます。育児日記や成長記録を簡単につけておくと、後から「あの時は大変だったけど乗り越えた」と実感できる宝物になります。

これらのテクニックは、完璧を目指すのではなく、自分と子どもにとって「ちょうどいい」バランスを見つけることが大切です。ワンオペ育児は確かに大変ですが、こうした工夫の積み重ねと「今この瞬間を大切に」という心の持ち方が、毎日を少し楽に、そして豊かにしてくれるのです。

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この記事を書いた人

都内で3人男児を育てているアラフォー
ワーママ歴は11年
夫は泊りの出張もある会社員で平日はワンオペ
実家遠方で正社員勤務をしていたが、2023年2月Webライターとして独立

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