「人を操る禁断の文章術」を仕事、プライベート、ブログに活かすにはどうすればいいか?

こんにちは。人生を楽ラクに楽しむママゆうなです。

ブログを書いている人

うまく文章が書けない

子育て中の人

ママ友とのLINEで何を書いていいかわからない

サラリーマン

企画書がうまくかけない

上記のように、「文章をうまくかけなくて困っている人」向けに書いています。

そんな状況を打破するための本があります。

今回は、「人を操る禁断の文章術」を紹介します。

この本を読めば、「今すぐ人を行動させること」ができます。

著者のプロフィール

メンタリストDaiGo / Mentalist DaiGo

日本のメンタリスト・作家・ニコ生主・YouTuber

1986年千葉県生まれ

慶應義塾大学理工学部物理情報工学科を卒業

外資系企業の研修やコンサルなども行い、YouTubeのチャンネル登録者数は233万人超え(2021年2月9日時点)

目次

「文章が持つ強い力」

具体的な方法を紹介する前に、「文章が持つ強い力」をまずは解説します。

本書の冒頭に、こんな質問があります。

「あなたの思う、世界最高の美女とは?」

このたった一行を読んで、あなたは頭の中で「自分の思う絶対的な美女」を思い浮かべます。

じつは、これこそが「文章の持つ力」なのです。

ある言葉を目にすることで、人は想像し始めます。

文章で触発され頭のなかで浮かび上がったその美女は、絶対的な存在になります。

誰からの非難も受けつけません。

一方、友達同士で「ある女優さんの写真」を見ながらの話になるとどうでしょうか。

友人の一人は「絶世の美人だ!」と言っても、

別の友人は「うーん…。美人だけど世界最高とは言えないかな」というように言い出すかもしれません。

誰もが納得の美女をつくり出すには、文章を使って想像させるしかないのです。

つまり、「世界最高の美女をつくれるのは文章だけ」なのです。

理想の美女を生み出すための一言は

「想像してみてください。あなたの目の前に、目もくらむような美女がいることを」と書けばいいだけです。

「読む→言葉に反応する→想像する」

いい文章を読んだ時、心の中では上記のような現象が起きています。

文章はただ書くのではなく、読んだ相手の心を動かし、想像力を使ってもらうために書くのです。

想像力を刺激すると勝手に行動してしまいます。

文章によって読み手が想像力を膨らませたら、あなたにとっていいことが起こります。

ひと言でいうなら「準備OK」

想像してワクワクすることで、閉じていた相手の心の扉が開き、行動を起こす準備を整えた状態となります。

あとは勝手に相手が行動へと移してくれます。

それでは、具体的に「人を操る文章」を書くためにはどうすればいいのかをまとめていきたいと思います。

3つのステップで人を動かす文章が書けるようになります。

ステップ①書かない3原則を唱える
  • あれこれ書かない
  • きれいに書かない
  • 自分で書かない
ステップ②7つのトリガーから1つ選ぶ
  • 7つのトリガーから文章の内容を選ぶ
  • ブレない説得力のある文章を素早く悩まず書ける
ステップ③5つのテクニックで書く

5つのテクニックを意識するだけで、メールやLINE、ちょっとしたメモでも人を動かせるようになる。

それぞれを解説していきます。

ステップ①人を操る文章の3原則

原則1:あれこれ書かない

ワンメッセージ・ワンアウトカム(文章に込めるのは1つのメッセージにする)

そのメッセージが相手に伝わり、心を動かすことで、1つの結果を得ることができます。

きちんと効果を発揮するためには、「誰」が読むのかの確認と分析を行う必要があります。

例:小学生に「国債」を説明する→「国債とは国の借金のことです」と説明する

ポイント:あえて文章を短くすることで、読み手の想像力を借りる。

「伝わる文章」よりも「したくなる文章」を書きましょう。

原則2:きれいに書かない

人は、「論理」ではなく「感情」で動くので、論理で納得しても行動には移りません。

逆で、感情によって行動したあと、その行動を正当化します。

「話しかけるように書くこと」で、感情を動かすことができます。

例:×「成功しているコンサルタントの仕事術、お教えします」

  〇「気になりませんか?年間報酬3000万円が10年続くコンサルタントだけが知っている仕事の習慣」

ポイント:きれいない文章では、人は動かせない読み手の感情を想像力を刺激しよう。

     人を動かすのは、論理ではなく感情

原則3:自分で書かない

文章は、自分で考えない。書くべきことは相手の心の中にあります。

さまざまな要素を組み合わせて、相手の心を読み解き、刺さる言葉を見つけだすことを「マインドリーディン

グ」といいます。

ポイント:マインドリーディングをして、相手が読みたい内容や言葉を選び、文章を書こう。

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ステップ②7つのトリガーから1つ選ぶ

興味

SNSを使った「リーディング」(リサーチすること)で相手の関心事を読む。

そこを起点に文章を展開する。

人は、退屈を嫌い、夢中になれることには時間を忘れる。

興味に触れれば、勝手に行動してくれる。

ホンネとタテマエ

人は、本音と建前を行き来しながら生きています。

相手のホンネ(理想)とタテマエ(現実)のギャップに、心が揺さぶられるエネルギーが詰まっています。

理想に気づかせて、行動したくなるスイッチを押す必要があります。

心の中に秘めている本音を見抜き、認めてあげたら、その人は認めてくれた相手を心から信頼し、

ホンネを話してくれるようになります。

例:主婦

タテマエ:主婦として、家事はきちんとこなす

ギャップ 家族と過ごす

     自由な時間も手に入る食洗機です

ホンネ:もう少しラクにしたい。時間も欲しい。

悩み

人は、悩みやコンプレックスを解消したいと思っている。

悩みが解決できるとわかれば、必ず行動する。

人の悩みは4つだけ(HARM)(ハーム)の4文字

  • Health 健康、美容
  • Ambition 夢、将来、キャリア
  • Relation 人間関係、結婚、恋人、会社
  • Money お金

年齢を知るだけで、人間の悩みは大別できます。

悩みを見抜き、解決策を文章で示して、ねらい通りに誘導しよう。

ソン・トク

人は、「得したい」思いより「損したくない」という思いの方が強い。

「損しませんよ」と安心させれば、行動させやすくなる。

買うと得します!  < 買って損はしませんよ!                          SALE 50%off      5年間返金保証

例:値段はちょっと高く感じるかもしれませんが、画質が良くてサイズも小さく持ち運びが便利です。

手ブレにも強く、運動会でお子さんを撮るのに最適です。

正直にデメリットを書くことで、信頼が得られます。

文章は、デメリットを上回るメリットで締めくくりましょう。

みんな一緒

「みんながしていることは正しい」という「社会的証明」を使う。

読み手が一緒になりたい、帰属したいと思っているカテゴリーを知ることが重要

例:「あなた、まだスマホじゃないんですか?」

「すでに100万人の方が体験済みです」

「同期の〇〇さんは、もう始めていますよ」

「ご存じですか?今、30代の人たち40%がすでに家を購入しています」

人は、自分の所属しているカテゴリーから外れることを回避したがります。

また、自分と共通点を持つ人に強く影響されます。

認められたい

人は、認めてもらわなければ生きていけません。

プライドをくすぐれば、前のめりで読んでくれる。

上司を思うままに操るにはこれが一番いい!

「初めてです」「変わりました」を文章に盛り込み、承認欲求をくすぐりましょう。

すると、喜んで動いてくれます。

あなただけのもの

人は、持っているものがなくなりそうになると激しく渇望する。

また、自分だけ特別扱いされたがっています。

例:プレセールのお知らせ。バーゲン開始72時間前から半額です。

ただこの情報は、当店での購入回数が5回以上の特別なお客様のみにお知らせしております。

一般のお客様には公開されておりませんので、ご内密に」

ステップ③5つのテクニックで書く

テクニック1:書き出しはポジティブに

人は、第一印象の影響から逃れられません。

書き出しを操作することにより、あなたの印象をアップさせましょう。

〇「おはようございます!先日の会議の件ですが・・・」

〇「先日のお食事では初めての体験をありがとうございました。シャトーブリアンを使ったハンバーグなんて生まれて初めて見ました。・・」

テクニック2:なんども繰り返す

人は、メッセージを繰り返されるほど、その内容に吞み込まれていきます。

ただし、使う言葉は変えること。同じ言葉を用いてはいけません。

大事なのは、表現を変えて10回繰り返すこと。

テクニック3:話しかけるように書く

人は、文章よりも会話の方が内容を覚えやすいです。

文章に会話の要素を取り入れることで、最高の誘導装置になります。

文章は会話をするように一人二役で書きましょう。それをまとめれば、カンタンに心を動かす文章が書けます。

テクニック4:上げて、下げて、また上げる

人は不安や、嫌悪感などのネガティブや感情にしたっているときほど、そこから逃れたい反発のエネルギーを抱

えています。

読み手の感情をわざと一度下げることで、より強い力で行動を誘導することができます。

テクニック5:追伸をつける

「ツァイガルニク効果」(人は達成した課題よりも、達成されなかったことや中断されたことをよく覚えているという記憶の仕組み)を利用します。

あらゆる文章の中で人が最も読み、心に残るのは追伸部分です。

文章を途中で一度完結されることで、メッセージを相手の脳に刻み込めることができます。

まとめ

「人を操る禁断の文章術」について書きました。

たくさんの原則、トリガー、テクニックがあったので、何度も読んで自分のものにしていきたいですね。

人を操る禁断の文章術 Audible版 もあるので、何度も聞いてみるといいと思います。

今なら、2カ月無料で聞けますよ。

以上、ゆうなでした。

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この記事を書いた人

都内で3人男児を育てているアラフォーのワーママ。
ワーママ歴は11年で、夫は泊りの出張もある会社員のため平日はワンオペ。
実家遠方のため、どのように仕事と家庭の両立をしていくか悩んできた経験をもとにブログを書いています。
2023年2月からフリーのライターとして働いています。
記事の内容がワーママをしている方の少しでもお役に立てたらうれしいです。

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